経営陣からコミットメントを得る4つのタスク (第2回)
今回は前回に続き、経営陣からコミットメントを得るためのタスクについて説明いたします。
タスク3.半日のキックスタートワークショップを開催する
下記の目的を達成するために半日のキックオフワークショップを開催します。
業績指標管理の新しい方法を説明する
組織の重要成功要因を認識して業務をする必要性の重要性を説明する
日々の活動が戦略に結びついていることを理解させる
日々のタスクとして継続してKPIを監視しフォローアップすることの重要性を説明する
KPIとRI、PIとの違いを説明する
ワークショップ中にファシリテーターは経営陣が毎週フィードバックを与えたり、相談に応じたり、他のKPI運営組織を訪問したりというタスクにコミットする必要があることを理解してもらう必要があります。
ワークショップの目的
経営陣メンバーがKPI管理導入のために何が必要かを明確に理解すること
経営陣メンバーが、KPI管理導入に必要な関わり具合と工数、スピード、固有の障害について理解すること
現在使われている業績指標と、これから導入する日々の業務で自ら行動を起こすために使われる指標の違いを理解すること
必要とされるもの
経営陣の参加
KPIに関するドキュメント
ワークショップの運営者
パソコン1台、プロジェクター、スクリーン、ホワイトボード、オフィスから隔離された静かな場所
アジェンダ
8:00 A.M. 社長からの紹介
8:10 A.M. KPIに関する新しい考え方
4つの業績指標の違い
勝つKPIの特徴・事例
業績指標の10/80/10ルール
重要成功要因Critical Success factors(CSFs)
ケーススタディー
何故多くの業績指標の試みが失敗するか
現在の業績指標とKPI管理指標との違い
9:00 A.M. ワークショップ1開始
成功要因のリストアップ
経営陣の現在の考えをもとにレビュー
10:00 A.M. 休憩
10:15 A.M. 抽出された成功要因とそれに関する業績指標について
ブレインストーミング
10:45 A.M. ワークショップ2開始
スモールグループで各成功要因の業績指標について
ブレインストーミング
11:15 A.M. 各チームからのプレゼンテーション
12:00 A.M. ワークショップ終了
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